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青春の滓
残業中、懐かしいひとから携帯に電話があった。
こさくらのママだ。

「こさくら」というのはぼくが名古屋に来て以来最も思い出深い遊び場で、錦の真ん中にあった伝説のスナックである。
ただ伝説といってもそれはほとんど都市伝説みたいなもので、「金曜の夜なのに客がいない」と寂しげに電話があってあまりに不憫で店に行ってみると客どころかホステスまでひとりもいなかったり、逆に忙しいときにはなぜか客がおつまみや水を買い出しにいかされてしまったり、何度も経営危機が囁かれながら唐突に規模拡大リニューアルしてしまったりと、とにかくそこはいつ訪れてもエキセントリックなパワーに満ち満ちた、時空の裂け目のような場所だった。
そして件のママはまさにその不条理劇の監督たるにふさわしい御仁で、海千山千の女豹たちがしのぎを削る錦三丁目のなかでも、そのルックス・サービスは明らかに一歩抜きん出ていた。全盛期のマサ斉藤よろしく発達した腹部、その肢体に不機嫌にまとわりつくヨレヨレのシミーズ。それはつきたてのお餅と桜の葉のコンビネーションに似た、そう、まさに魅惑の”桜餅BODY”。
パーマネントの稜線が艶っぽい黒髪と苦みばしった表情はさながら長州力、男どもを悩ますハスキーボイスは築地市場の朝を髣髴とさせた。
そしてそんなBIGなママが切り盛りする、笑いあり涙ありカラオケあり全裸あり宿泊あり値引き交渉ありのバーリトゥードな遊び場「メンバーズこさくら」を、ぼくたちはありったけの愛情と感謝を込めて「相撲スナックこさくら」と呼び、夜な夜な繰り出していたものだった。

・・・
ああ懐かしいなー、あの頃は楽しかったなーと回想にふけりつつ、着信は無視した。
100%選挙関係の勧誘だもの。それがこさくらのママだもの。
| コラムと下ネタ | 01:30 | comments(0) | trackbacks(0)
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