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Selected Recordings
基本的にはピアノとベースの音が好きで聴きはじめたジャズ、しかしなんとなくギターについては意識的に敬遠していた。
決してギターの音が嫌いな訳ではないのだが、ジャズと合わさった瞬間にイージーリスニングぽくなったり、いわゆるフュージョンチックになったりするのが嫌だった。そもそもルーツが同じで境界も曖昧なんだから当たり前にしょうがないのだけれど。
でもそういうのなんか子供っぽいなーと思い、○○は××じゃないといけないみたいなのが気持ち悪くなってきたので、昔聴いて「あかんっ」と思った急先鋒パット・メセニーに手を出してみた。ショック療法である。

さてこだわりを忘れて聴いてみるとどうしたことか、大変に心地良いではないか。
気恥ずかしいくらい瑞々しいメロディーに思わず目を閉じると、その音の粒はまぶたからもしみ込んできて颯爽たる音像を成す。
耳触りが良い分だけ引っ掛かりが弱い、いいじゃないか。たまにギターが哭きだしたっていいじゃないか。

休日の寝覚め、ふとんから耳だけ出して聴いていたい音楽。
| 音楽 | 10:10 | comments(0) | trackbacks(3)
PIMPOINT
諸般の事情によりAMAZON物流センターの壁を越えられずにいたSOILの新譜が漸く我が家に到着。
まだ腰を据えて聞いてないのでアレですが、従来のキレキレ感は弱くなっているかなーという印象。
ただ随所で耳にひっかかる、らしい琴線フレーズも散らばっていたのでもう少しちゃんと聞けば味が出るやも。そう願いたい。

さはさりとて、「PIMP MASTER」「PIMP OF THE YEAR」のときのあのユラユラメラメラと脳髄に押し寄せるときめきグルーヴィンはやはり訪れず。
小女子の炊き込みご飯は失敗気味だし、CD-RWドライブ調子悪いし、ショックの花びら大回転である。
| 音楽 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0)
哭きロック
音楽に涙を流したことがあるだろうか。
もとい、ヒトの唄う歌ではなくて楽器の奏でる音に泣いたことがあるだろうか。
一度だけある。今思い出してもそれは奇妙な記憶であるが。

CHARというギタリストに惚れ込み、現在から過去へ遡るようにCDを買いあさり、むさぼるように聞いていた時代があった。
そのタイムトラベルのなかで「BOOTLEG」という名のアルバム、ピンククラウド時代のスタジオセッションやライブ音源をつぎはぎしただけの粗野で秩序に乏しくて、だからこその楽しさに溢れた一枚に出会った。ただ当時はそんな小難しいのは抜きにしてパナソニックのラジカセDT7にCDをセットすると、背面のアウトプットからギター用のアンプにシールドを繋いで思春期なりに荒っぽく増幅した音をかけ流し、大の字に寝転んだ姿勢で穴という穴粘膜という粘膜でそれを吸収していた。植物でいうところの光合成に近しい感覚だったと思う。
しかし2曲目のインストゥルメンタルに入り、中盤でCHARのギターが明らさまに昂ぶりを見せはじめたとき、それは本当に突然だったのだが、ぼくの粘膜のひとつが酸素ではなくて涙を合成しはじめた。
失恋したわけではない、親友を失ったわけでもない、家族だって健在である。
なのに、慟哭するアーミングビブラートに鼓動は激しく同調し、あてなく伸びるサスティーンに胸が締め付けられる。CM-250が絞り出す音色にひとりぼっちのライオンを重ね、誰も居ない三日月に咆哮を繰り返すその姿を想った高校生のぼくは、ただ大の字の姿勢のまま涙を止められずにいた。

今思い出してもそれは奇妙な記憶である。


今宵のドンガバチョ
「金星のライオン(Missin' You)」 PINK CLOUD
| 音楽 | 01:40 | comments(0) | trackbacks(1)
オーラ≒妖気
チック・コリアをヤマハピアノのCMで見かけてびっくりクリクリ。
なんちゅうか、やっぱり纏うものが違うというか。圧倒的な存在感。
特に誰というクレジットも出ないので、チック・コリアその人を知らない視聴者はなお驚くでしょう。
完全にジャバ・ザ・○ット。
(敬意を込めて)

特に右の欄に紹介している「light as a feather」は美しいジャケットデザインもさることながら、中身も妖怪の仕業としか思えない大傑作です。
ジャズだかポップだかフュージョンだかボッサだかイージーリスニングだかファンクだかもうなんでもええわといわんばかり、うまいもんはうまいとべぇ師匠も納得。ええ音集まってます。
髪の毛がピンと反応した方はぜひ。ほんとおすすめです。
| 音楽 | 02:35 | comments(0) | trackbacks(0)
jazzと演歌とビルとジェームス
「cure jazz」が届きました。
UAも菊池成孔も特に好きなわけじゃないけど、なんとなくジャケットの雰囲気とかで買ってしまったわけですが。
どうでしょう、今5曲目ですがちょっと中だるみ気味でしょうか。
UAの歌声に神通力を感じるヒトにはたまらん、といった感じですが、前述の通りぼくはそうでもないのでまぁこんな感じです。
でもあと2・3回通して聞くとだいぶ印象が変わる気がするので、とりあえず態度保留で。

その前に届いた「you must believe in spring」の残像が残っていたせいで期待しすぎたのかもしれない。
やっぱりこのヒトはすごいですよ。
坂本冬美ばりの熱く激しい情念を、極端に抑え込まれた音数と穏やかなメロディーで表現してしまう。夜桜おビルですよ。
そういえばビル・エバンスの弾き過ぎない演奏と、三木たかしの言い過ぎない作詞には通じるものがある気がします。

いくら年齢を重ねても相変わらず喧しく、鬱陶しい類いの人類である自分を鑑みるに、”寡言の美”というものにはいつまでも憧れを抱いてしまうわけで御座います。
苦みばしりたいお年頃。
| 音楽 | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0)
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