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沈黙の世界
おもろい。。。
50年前の記録映画だが、まさにその当時でしか作れない映像。
まずは海底独特の神秘性・耽美性を押し出した導入部にやられる。いかにもな音楽や古めかしいフィルム感ともよく合ってかっこいい。
そしてそのまま本編はかわいらしい海洋生物とたくましい海の男達との交流を、フランス映画らしい美意識と執念に満ちた映像表現にて写し出していく。
海洋ドキュメンタリーとしてのおもしろさ、これはもう疑いようのないレベルである。
で、あるのだが、実はこの映画、それ以上の見どころがある。海洋探査船「カリプソ号」乗組員たちのアナーキーっぷりである。
それはもう、ものすごい。

・金づちでサンゴ激割り
・海底ダイナマイトでお魚殲滅
・カリプソ号のスクリューでクジラの子供瀕死
・瀕死の子クジラに寄ってきたサメ、甲板に引き揚げて全員でタコ殴り
・仲良くなろうと自然の魚群にじゃんじゃん餌付け
・魚が慣れてすり寄ってくるようになると「邪魔になったきた」と檻に幽閉
・無人島で見つけたゾウガメの甲羅に飛び乗り、おぼっちゃまくん気分

時代の違いを含め、悪意があってのことでないのはよくわかる。
しかし世が世なら、今後夜道はひとりで歩かない方がいいというくらい、ハチャメチャにやってしまっている。

記録映画としても海洋映像としてもブラックコメディとしても一級品。
エンタの神様とかではにかんでる時間があったらこれ観た方が楽しいよ。
| 映画 | 15:10 | comments(0) | trackbacks(3)
ワイルド・アット・ハート
ニコラス・ケイジ,デイヴィッド・リンチ,ローラ・ダーン,ウィレム・デフォー,イザベラ・ロッセリーニ
おばかな映画だねー。
映像にせよ音楽にせよシーンのつなぎにせよ、とにかく機知にあふれ才気ほとばしる。
でもおばかな映画だねー。

ニコラス・ケイジが若い。
ツインピークス観たくなった。
| 映画 | 01:09 | comments(0) | trackbacks(0)
間宮兄弟
佐々木蔵之介,江國香織,森田芳光,塚地武雅,常盤貴子,沢尻エリカ,北川景子,戸田菜穂,岩崎ひろみ,佐藤隆太
人畜無害(良い意味で)な物語と随所でクスクスさせる仕掛けにより、リラックスしてそこそこ楽しめる。
しかしどうにも最後まで感情移入はできず、かといってドカッと間合いを詰められる飛び道具が仕込まれているわけでもなく、正直言って期待してたところには及ばず。
残念である。

ただこんなネガティブなことを書いているのには鑑賞当時ものすごい眠かったことも影響しているし、レビューを書いてる今まさに原因不明の腹下しにより元気がなくなってしまっていること、これも大変によろしくない。
下痢はつらい。こんなレビューであればいつでも自信満々である。
| 映画 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(4)
「かもめ食堂」
当時絶対劇場で観ようとお星さまに誓ったのに、悪の組織黒十字軍の奇襲その他により願いを打ち砕かれたいわくつきの作品。
後半うそですよ。

ようやくDVDで観れたわけだが、ひさびさにのほほん魂全開、ニコニコホコホコと楽しんでしまった。
全体の色調も抜群に美しく、青と緑を半分ずつ多めの水で混ぜた絵の具でサラサラサララと物語が描かれていく。昔みた「エレファント」も同じような色調だったなー。国もテーマも全然違うけど、あれもよかった。
あと忘れちゃいけないキャスティングの妙、完璧だろう。登場人物はみんなとてもとてもかわいらしいが、特にこのひと小林聡美さん。

テレビや映画の女性に対して個人的な感情つまり恋心を持ってはいけない、まして28のオッサンならそれくらいの節度は備えて当然だ。
だ。
だ。
だ。が、どうにもこのひとだけはダメだ。女優さんだと、役づくりだとわかっていても画面に映る彼女にはいつも恋をしてしまう。ただでさえ薄いひと重のタレ目がさらに細く垂れていくのがわかる。
なんとかわいいひとにけり
幸喜が憎いよホトトギス

というわけでこのレビューには愛情こそ満ち満ちているものの、致命的に客観性が欠如しておるようで。
あしからず。
| 映画 | 03:39 | comments(0) | trackbacks(0)
世界最速のインディアン
そもそもつまらない内容である上に映写機まで故障して、なんかむしろ可哀想になってしまった映画「ファースト・ディセント」。その帰りに貰ったお詫び券(いわゆるタダ券)にてまんまと観てきました。

実にカラッとした映画です。いかにもアメリカといった風景のなかロードムービー然と描かれる中盤、気のいい人々を巻き込みながら困難を乗り越え、夢を叶える終盤。
このあっけらかんと正攻法で高揚感を煽る展開には、どんなに斜に構えたりして頑張ってみても抗えない。結局ハリウッドにこういうのを持ってこられると頷かざるを得ないのかと。
お子様にも安心しておすすめできます。
でも個人的にはこういうの年に2・3本でお腹いっぱいですたぶん。
| 映画 | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0)
あるいは、裏切りという名の犬
重厚、そのひとことに尽きる。映画観たなー、という疲れをとっぷり感じられる一作。
ただしそれは観後に絶望的な胃もたれを起こすような類いのものではなく、特に終盤、さらりと仕掛けられた伏線の回収によって得られるグリコのおまけのようなカタルシスも相まって、二日酔いだけどビールなら飲めるというところで丸くおさまってくれる。
あとエンドロールがエンディングテーマより尺が長いおかげで、客電が点く前の1・2分、劇場がしんと静まり返るなかただただ画面が流れていく時間帯があったのだが、あれは良かった。しみた。
狙ってやっていたとしたらこれはもう素晴らしいセンスだと思う。

あとフランス映画を観るといつも、フランス語かっこええなー喋りたいなーと思う。
ただしトイレで鏡を見た瞬間、その厚ぼったい唇から繰り出される囁きを想像し挫折する。
この顔面に和洋折衷の概念は通用しない。フランス映画はいつも残酷である。
| 映画 | 00:56 | comments(0) | trackbacks(0)
邦画がいいなぁ
暗いところで待ち合わせ
アジアンタムブルー

好きな小説が2つ映画になったわけです。
前者はよさげです。田中麗奈もいいと思います。絶対観ます。
後者はどうでしょう、迷います。
そもそも「パイロットフィッシュ(以下パ)」あってこその「アジアンタムブルー(以下ア)」だと信じるものとしては、「ア」だけ抜粋するとなんかやたらと甘ったるい話になるんではないかと、心配にも似た感情を抱くわけです。
両方を読まれた方になら分かっていただけると思いますが、「パ」で描かれるのは主人公山崎自身の精神世界、その苦味・渋みの描写であり、それを先に味わい、理解するからこそ、後の「ア」で描かれるそれはもう甘くて切なくて心地よい”物語”の世界が舌の奥までしみわたるわけであると。山崎という男性の深い愛情と、それを包む人物・エピソードに込められた深い愛情とが十分に感受できるのだと。
たぶん「ア」だけを読むと、ともすると「○界の○心で○を○ぶ」くらいの話にしか見えないんではないかなーと想像するわけです。そういう意味ではそれなりにヒットしてそれなりに評価されるかもしれませんが、いやー勿体無い。ドキドキします。
ただ原作を愛でる人間として、そのあたりを脚本の方なり監督さんなりがどう処理されているかという興味はやはりありまして、やいやい言いながらも観てみたい映画であることは間違いないわけです。小島聖出るしね。

ただ阿部寛じゃないんだな〜、微妙に。葉子役の女優さんも。
思い入れが深すぎるのもどうか、ということです。
| 映画 | 12:04 | comments(0) | trackbacks(1)
ストロベリーショートケイクス
やっぱり池脇千鶴がかわいいなーという下世話かつ本音の感想はおいといて。
全体のムードなり役柄の配置は大変お上手で、最期まで沈んだり救われたりを適度な落差で繰り返すいいリズムが話の背骨を形成します。
ただ説明的なセリフが耳につくところが多く、雰囲気派の観点からは「そこは言葉にせず客に想像させても・・・」と惜しい気持ちになること数度。
ラストシーンの”奇跡”は私的傑作「きょうのできごと」をなんとなく思い起こさせましたが、「きょうの・・・」のそれが”あり得る奇跡”として最低限の必然性を踏まえたからこそ、実感としての深い感動と開放感を与えてくれたのに対し、今回の”奇跡”はちょっとさすがにムリあるんじゃない?といったモノでなかなか感情移入がしづらかったかなーというのが本音のところでございます。
と小言が多くて恐縮ですが、秋代役と塔子役の女優さんに代表される透明っぽい存在感や、しっかりと役割を与えられたセックス描写など、この類いの映画ならではの見どころはしっかりとおさえており、全体としては大変おもろかったと思います。

今池のしっぶいミニシアターにて。
| 映画 | 01:23 | comments(0) | trackbacks(0)
バタフライ・エフェクト
「蝶のはばたきが地球の裏側で竜巻を起こす」
カオス理論を表す代表的な表現で、ある事物に対して決定的な法則性が発見されたとしても、その初期値にほんのわずかな狂いが生じればその結果には予想できないほど複雑で不規則な変化が生じる、ということ、だそうです。
熊田曜子に似ていれば芸能界に入れるという決定論的運動法則を確信したくまぇりも、生まれ持った初期値の誤差はどうにもできず、到達したのはやたら隙だらけな放火犯という、タレント熊田曜子とはあまりにかけ離れた十字架を背負ってしまったカオス理論の体現者です。

話がそれましたが、この”バタフタイ効果”を脚本の骨に据えた映画がその名も「バタフライ・エフェクト」でありまして。
どこだかのレビューサイトでふと見かけてずっと気になっていた一本でしたが、ようやく観ました。
ざっくり言えば、愛する女性を救うべくタイムスリップを繰り返し過去をいじくり倒したがため、運命が徐々にあらぬ方向へ狂っていくという、こう書くと大変ベタなSF話に聞こえてしまうわけですが、これだけ緻密に現在と過去のパズルが組まれたものはそうないと思いますし、だからこそこれだけ前後関係が煩雑になりがちなテーマでもこの映画は大変に飲み込みやすい。
1回見るだけでもだいたいの伏線・オチに気づき、理解することができるので十分なカタルシスを味わえます。
ひとつだけ、少年の描いた絵の意味がわからずに結局2度見ましたが。

序盤は重めのトーンで話が進みますが、決して鈍重なわけでなく、生理的に受け入れ易いテンポ感で適度なドキドキと嫌味のない伏線が提供されます。そして前半で十分に伏線をばら撒いた後、中盤以降はさらにテンポが上がりジャンジャン過去が書き換えられます、ポピュラス状態です。
ドラえもんがいたらこってり怒られるだろうなーとか思いつつ、気前よく書き換えられていく運命に身を委ねながら一転二転するストーリーを咀嚼しているうちに、ここぞというタイミングでこれぞというラストが訪れます。
結局彼女を救うにはこれしかなかった、というところまで流れ着いていくプロセスがなんとも切なく、ええ話や・・・と最後に静かな感動を呼びます。おもろかった。
個人的には、過去を書き換えるシーンでの少年の憑依感溢れる演技・表情がこの映画の白眉であったと、ひとりツボに入っております。

ドンデン度でいくと「SAW」の方が圧倒的に凄いとおもいますが、あんな怖いの観れんというヒトには丁度いい塩梅かと。
| 映画 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(1)
メゾン・ド・揖保の糸
ひさびさにいちにち家でゆっくりしました。
おかげでこの時間でも全くねむくない、日曜の最悪パターンにはまっている模様。

JUGEM周辺でなにやら携帯動画をWEBで垂れ流せるするサービスが始まったらしく、さっそく乗っかってみました。
右のティッカーがそれ、先日我が家で行なった流しそうめんの映像がもりもりです。
今見直すとやたらテンションが若くてアレですね、恥ずかしいです。
メンバーが若かったからつられて、というわけでもなく自ら率先して騒いでた気がします。
キャンキャンしてすいません。

関係ないですがメゾン・ド・ヒミコ観ました。
映画館だとダレたかもですが、DVDでしみじみ観るにはおすすめです。
「ジョゼと・・・」もそうでしたが、この監督はセックスのシーンにちゃんと意味をもたせるから好きです。伏線もあるし。
ハリウッド恒例の箸休めセックスと違い、生きた人間の機微を表すための描写なので観ててちゃんとムラムラきます。

オチがないのでムッシュムラムラとか言って適当に締めますよ。
閉店ガラガラ〜。
| 映画 | 02:05 | comments(2) | trackbacks(0)
S M T W T F S
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